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【老舗の包丁屋さん・築地正本】プロだけじゃない!自分に合った一振りを是非!『築地正本』に行ってみたので紹介

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ということで今回はこんなタイトルです。

今回は築地にある老舗の包丁屋さんである『築地正本』に行ってきました。

日本の包丁といえば『有次』・『杉本』・『貝印』・『藤次郎』などが有名です。

海外のメーカー『HENCKELS(ヘンケルス)』や『ZWILLING(ツヴィリング)』なんかも聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

ですが今回は、たくさんの素晴らしい包丁がある中で、日本だけしゃなく海外の職人さんやプロも使っている包丁『築地正本』について紹介したいと思います。

 

 

『築地正本』の場所

築地の場外にある築地場外本店。
住所は東京都中央区築地4-9-9。

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正本と大きく書かれたのれんが目印。

観光客などの人がかなり多いですが、場外はそんなに広くないのですぐに見つけることができると思います。

現在は豊洲に市場が移転しているため、豊洲にもお店があります。

豊洲市場内店の住所は東京都江東区豊洲六丁目5-1 水産仲卸売場棟3階。

築地場外本店の方は、そんなに大きなお店ではありませんが、良い雰囲気。

 

美しい包丁がいっぱい

店内には包丁が所狭しと並べられています。

(包丁屋さんなので当たり前ですが。)

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刺身包丁として主流となっている柳包丁。

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その名のとおり刃が薄い、野菜用の包丁である薄刃包丁。

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代表的な和包丁のひとつ。

主に魚を捌くために使われる出刃包丁。

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あまり見かけることない鱧切り包丁。

鱧などの小骨の多い魚の骨切り用の片刃の包丁。

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見た目が特徴的な中華包丁。

ジャッキーチェンの映画に出てきそう。

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こちらも形が特徴的なそば切包丁。

これもそば屋とかうどん屋さんでたまに見かけますね。

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他にもこんなにデッカい包丁があったり。

(売り物かどうかは不明ですが。)

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謎の穴が空いた包丁があったり。

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ハンター専用の包丁があったり。

(動物を捌くための包丁とのこと。)

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スイカ・パン・サーモン・チーズ専用の包丁まで用意されています。

さらに、嬉しいのが左利き用の包丁も多く取り扱っているというところ。

美しい包丁の数々に見入ってしまいます。

 

包丁以外にもたくさんのアイテムが

たくさんの包丁が所狭しと並んでいる『築地正本』ですが、取り扱っているのは包丁だけではありません。

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魚のウロコを取るためのうろこ引き(コケ引き)も販売されていました。

種類も豊富。

包丁でウロコをとることもできますけど、包丁よりも簡単にウロコをとることができますし、包丁の切れ味も落ちることがありませんので、うろこ引きは持っていると便利ですよね。

しかも、結構安いのが嬉しい。

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他には鰻や穴子などを捌くときに使う目打ちだったり。

わさびや生姜をすりおろすおろしがねだったり。

魚の骨を抜く骨抜きも販売されていました。

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さらには、爪切りまで。

高級と書かれている割にはリーズナブルな1320円。

でも実際に、手に取ってみると確かに高級感はありました。

(というか少し重い。)

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おまけに、手鉤(てかぎ)まで。

(よく市場で大きなマグロを引きずってるやつ。)

写真はありませんが、砥石や包丁をサビから守る油なんかも、もちろん取り扱っていました。

 

実際に買ってみた

ということで、『築地正本』の包丁を実際に買ってみました。

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もうね、袋に包まれている時点でカッコいい。

ところで今回なぜ包丁を買ったかというと、僕の使っている愛刀が折れてしまったからです。

というのも僕の職業は魚屋さん。

魚屋さんにとっては、包丁は商売道具。

これがなくては始まらない、仕事にならないというほど重要。

そんな重要なものだからこそ、本当に良いものを買おうと思い、『築地正本』に買いに来たわけです。

実は折れた愛刀もこの『築地正本』。

一度使ったらもう他のは使えないのが『築地正本』の魅力。

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今回買ったのはステンレス製の柳包丁。

つまり、お刺身を切るための包丁ですね。

刃の長さは300mm、尺0とか1尺と呼ばれるサイズです。

家庭で使うにはもう少し短いやつのがいいかもしれませんね。

(240mmの8寸か、270mmの9寸サイズのもの。)

本当は切れ味のいい鋼製の方が良いんですけど、鋼製は錆びやすいのが難点。

(ステンレス製の包丁も、ちゃんと研げばバッチリ切れます。)

今の時代は、衛生面も厳しい時代となってますからサビは絶対ダメ。

会社によっては、錆びにくいステンレス製以外は使用禁止の場合もあります。

それに、ステンレス製は鋼に比べると硬度が高いので、切れ味が落ちにくいため、毎回毎回研ぐ必要がないというのも良いところ。

ということで今回はステンレス製を購入。

(一般家庭用ならステンレス製が間違いなくおすすめ。)

ちなみにお値段は44000円。

折れてしまった鋼製の柳包丁が70000円したので、ステンレス製のがお手頃価格ですね。

(一般家庭用のもっとお手頃な包丁もたくさんありました。僕は魚屋さんなので44000円でもお手頃に感じましたが。)

今回は職人さんに刃もしっかりつけてもらいました。

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買ったその場で研いでくれるのが良いですね。

買ったばかりの新品の包丁は研がないとダメって知っていますか?

一般の人は絶対に刃をつけてもらった方がいいですよ。

(買ったばかりの包丁は刃がついていませんので切れません。)

ちなみにお願いすれば修理や包丁を研いでくれるようです。

プロの方に研いでもらうのが一番ですよね。

 

まとめ

ということで今回は『築地正本』に包丁を買いに行ってきました。

老舗の包丁屋さんということもあって、良い包丁がたくさん。

長く続いている、愛されているということは理由があるということ。

包丁への熱意が伝わる素晴らしい包丁屋さんでした。

それに、やっぱり良い包丁で切ったお刺身は全然違いますからね。

なんでお刺身盛り合わせが高いのか知ってますか?

家庭ではなかなか難しい、切れ味抜群の良い包丁でお刺身を切ると最高に美味しいからですよ。

(キレイに手間をかけてるから。単純に魚が高いからとも言えますが。)

とにかく今回は『築地正本』の包丁を手に入れて大満足です。

家庭でも使いやすい三徳包丁や牛刀包丁も是非『築地正本』のものを使ってみてください。

料理がもっと美味しくなるかもしれません。

以上、おしんこでした٩( ᐛ )و