【水曜どうでしょう】韓国食い道楽サイコロの旅編・見所・名言・まとめ
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放送終了しているのにもかかわらず、今なお人気である【水曜どうでしょう】シリーズからの紹介です。
数ある【水曜どうでしょう】のシリーズ作品の中から、海外初のサイコロの旅である『韓国食い道楽サイコロの旅』という企画を紹介したいと思います。
今回の企画
今回の企画は、1997年6月20日にスタートをきった【水曜どうでしょう】史上、2回目の海外企画。
目的地はお隣の国、韓国。
というのも、サイコロの旅を行なってきた【水曜どうでしょう】ですが、足りないものがあるとのこと。
その足りないものとはグルメ。
そこで、食を堪能し食い倒れてしまおうということで、今回は美食の国・韓国へ向かいます。
韓国でのグルメ企画ということで安心する大泉さんでしたが、本当の企画は韓国でのサイコロの旅。
どこで何を食べるか?をサイコロを振って決定し、公共交通機関を駆使して移動するというもの。
これを一日3食のすべてで行い、不眠不休で韓国全土を大移動するという企画。
2回目の海外企画にして、海外初のサイコロの旅となった『韓国食い道楽サイコロの旅』という企画となっています。
見所
今回は海外でのサイコロの旅企画ということで、日本国内以上に予測不能。
ハプニング満載の海外企画となっています。
何も知らない大泉さん
1997年6月20日、午前6時30分。
鈴井さん・藤村さん・嬉野さんは、何も知らない大泉さんを家まで迎えに行くために車を走らせます。
そして、鈴井さんの今回の衣装は勝負服『ジャージ』。
ジャージを着用しているということは、体力を使う企画ということがわかります。
今回も大泉さんを拉致して、千歳空港から飛び立とうという算段。
オープニングからワクワクがとまらないスタートとなっています。
初日昼食の選択・ウルサンで鯨料理
初日、午後0時50分。
ソウルにある金浦空港に到着。
グルメ企画ということで韓国にやってきた大泉さんでしたが、本当の企画は韓国でのサイコロの旅。
驚く大泉さんを無視して、どんどん進行し、さっそく韓国での第1投。
大泉さんが出した第1投目の出目は4。
ウルサンで鯨料理が決定。
1945年創業の鯨料理専門店『王鯨(ワンゴレ)』で鯨料理の数々を堪能するために移動開始。
移動手段はソウル14:00発KE1611便の飛行機。
移動距離は350キロ。
移動料金は36900ウォン(1997年当時4850円)
昼飯を食べるというだけなのにこの大移動。
相変わらずサイコロの旅は先が読めません。
さらに今回は食える食えないカードというシステムを導入。
引いたカードによっては全員食える場合もあれば、全員食えない場合もあります。
午後3時45分、鯨料理専門店『王鯨』の前に到着するも、鈴井さんが引いたカードは、全員食えないカード。
何も食べずにそのまま撤収することとなってしまいました。
初日夕食の選択・釜山で東莢パジョン
ウルサンの鯨料理専門店『王鯨』では何も食べられないという結果に終わってしまったため、初日の夕食を決めるため、さっそく第2投。
鈴井さんが出した出目は1。
釜山で東莢パジョンが決定。
パジョンとは韓国式のお好み焼き。
東莢(トンネ)の名物料理となっています。
現在地からも近い(それでも移動距離は50キロ)ということで喜びますが、移動手段が今回は大嫌いなバス。
そして初日、午後6時50分。
釜山にある東莢パジョンの店『ハルメパジョン』に到着。
さっそく食える食えないカードの選択をする大泉さんでしたが、選択の結果はまたしても、全員食えないカード。
最後の食事、千歳空港でそばを食べてから10時間が経過。
しかし、このままでは死んでしまうということでマクドナルドを食べることに。
食い道楽企画のはずが、初日は何も名物料理を食べられずに終わってしまいました。
2日目朝食の選択・ソウルで韓国菓子
初日、午後7時25分。
韓国まで来てマクドナルドを食べたどうでしょう軍団はさっそく、2日目の朝食の選択へ。
大泉さんの出した出目は6。
ソウルで韓国菓子が決定。
(当時)創業44年の老舗『好圓堂』の甘い韓国菓子を食べるために、ソウルに逆戻りすることに。
さらにこの韓国菓子は、ゆずやナツメ入りのモチ菓子ということが判明。
甘いものとモチが大嫌いな鈴井さんはガッカリ。
そして、追い討ちをかけるように移動手段が最悪の深夜バス(ウドゥンゴソシンヤポス)。
ソウルからは、さらに地下鉄で移動してついに『好圓堂』に到着。
そして、恒例の食える食えないカードの選択。
鈴井さんが引いたカードは全員食えるカード。
初めての本場韓国の味に喜ぶ大泉さんとディレクターでしたが、甘いものが大嫌いな鈴井さんだけは浮かない表情。
せっかくの本場の味も、鈴井さんにとっては生き地獄だった瞬間は見逃せません。
2日目昼食の選択・チョンジュでビビムバ
ソウルで甘いモチ菓子を食べたどうでしょう軍団でしたが、やはりお菓子では物足りないということで、さっそくサイコロを振ります。
サイコロの出目は3。
チョンジュ(全州)でビビムバに決定。
豊かな農産物に恵まれたチョンジュは、『食はチョンジュに在り』と言われるほどの美食の街。
有名なビビムバもチョンジュが本場。
移動手段は特急『ムグンファ号』。
移動距離は275キロ。
移動料金は7900ウォン(当時1050円)。
本場のビビムバに喜ぶ鈴井さんと大泉さんでしたが、緊急事態が発生。
この日は週末で特急列車が混んでいるため4時間近くも立ちっぱなしでの移動が決定してしまいます。
やっとの思いでチョンジュに到着し、目指すは『韓国館』という、味だけではなく具の彩りも素晴らしいビビムバがおいしいお店。
そして食える食えないカードのお時間。
大泉さんが引いたのは、奇跡的に全員食えるカード。
あまりの嬉しさに、抱き合う鈴井さんと大泉さんは必見です。
2日目夕食の選択・ヨスでチョッカルとタチウオ料理
2日目、午後ま3時50分。
チョンジュでビビムバを食べて大満足の鈴井さんと大泉さんは、次の夕食を決めるために再びサイコロを振ります。
そこで大泉さんが出した出目は2。
ヨス(麗水)でチョッカルとタチウオ料理に決定。
ヨスは韓国の中でも魚介類が安くてうまいと有名。
そしてチョッカルとは、魚の塩辛のことで、ガイドブックには『想像を絶する味』と書いてあります。
さらにタチウオの刺身はヨスの名物となっています。
目指すは、『ノレミ食堂』というお店。
移動手段は、再びの特急『ムグンファ号』。
移動距離は、174キロ。
移動料金は4900ウォン(当時650円)。
しかし、今回はグリーン車が取れたのでラッキー。
午後8時20分、『ノレミ食堂』に到着し、お馴染みの食える食えないカードの選択。
結果は鈴井・大泉食えないカード。
まさかのディレクターだけが食えるという展開に。
しかし、ホヤだけは鈴井さんと大泉さんも食べていいことになり、頑張ってホヤを食べます。
苦手なホヤを一生懸命食べる姿は涙を誘います。
最終日朝食の選択・チェジュドでフグチリ
2日目、午後9時5分。
最終日の朝食を選択するために、再びサイコロを振ります。
鈴井さんが出した出目は6。
ヨスで一泊が決定。
しかもヨスで最高級のホテルでの一泊に喜ぶ鈴井さんと大泉さん。
しかしホテルの中に入ってみると、高級感はまったく感じられず、まるで体育館のような部屋。
そして翌朝、あらためて最終日の朝食を選択。
大泉さんが振ったサイコロの出目は4。
韓国最南端の島・チェジュド(済州島)でフグチリが決定。
チェジュドでフグチリを食べるには、一旦ソウルまで飛行機で戻り、そこからさらに飛行機でチェジュドに行くしかありません。
しかしその場合、日本に帰る飛行機の出発時間ギリギリとなってしまい、必然的に昼食は食べられないということに。
最終日、午後0時5分。
飛行機を乗り継ぎ、ついに目的地であるフグ料理屋さんに到着。
そして、恒例の食える食えないカードの選択。
まさかの全員食えないカード。
そのまま帰国となってしまいました。
名言
サイコロの旅といえば、やはり様々な名言が。
今回も大泉さんの怒りの名言が続出です。
休日のパパ
大泉さんは、鈴井さんもジャージを着ていること気がつきます。
そんな大泉さんに対して鈴井さんが言ったひとことがこちら。
『休日のパパ』
ジャージ姿が、まさに休日のパパそのものだった瞬間の鈴井さんの名言です。
太っちゃいますよ
ジャージを着てのグルメ企画に喜ぶ鈴井さんがひとこと。
『太っちゃいますよ』
美味しいグルメを堪能して食い倒れてやろうという意気込みが感じられる鈴井さんの名言です。
うっとぉしいねぇ
サイコロを振って移動し、移動先で名物料理を食べるという企画に対して大泉さんがひとこと。
『うっとぉしいねぇ』
好きに食べさせてくれという気持ちが込められた大泉さんの名言です。
なんだよこのダメ男
ウルサンでの鯨料理を逃した、どうでしょう軍団でしたが、釜山でも東莢パジョンを逃してしまいます。
全員食えないカードを引いてしまった大泉さんに対して鈴井さんがひとこと。
『なんだよこのダメ男』
自分も全員食えないカードを引いたことを棚に上げて、大泉さんを責める鈴井さんの名言です。
自然とハンガーストライキ
チョンジュまでの4時間近くの列車移動が立ちっぱなしということが判明。
そこで、文句を言う大泉さんのひとことがこちら。
『自然とハンガーストライキ』
断食状態が続いている大泉さんの名言です。
手強い相手でしたねぇムグンファ号はぁ
指定席が取れず、4時間近くも列車のデッキに座っていた大泉さんがひとこと。
『手強い相手でしたねぇムグンファ号はぁ』
相変わらずのやられっぷりを披露した大泉さんの名言です。
クビだ!
最終日の朝食の結果、美味しいフグチリを食べられることにはなりましたが、時間の都合上、昼食は抜きという結果に。
そんな選択肢を入れた藤村さんに大泉さんがひとこと。
『クビだ!』
食い道楽企画なのに昼食が抜きになる選択肢を入れた藤村さんへの怒りが込められた大泉さんの名言です。
まとめ
ということで今回は、海外初のサイコロの旅である『韓国食い道楽サイコロの旅』という企画を紹介してみました。
食い道楽といっているのに、ほとんど何も食べれていない気がしますね。
ですが、サイコロの旅の見せ場である深夜バスは韓国でも健在。
苦痛に満ちた鈴井さんと大泉さんの表情は、なぜか人々を笑顔にします。
そんな『韓国食い道楽サイコロの旅』、まだ見ていない人は是非チェックしてみてください。