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【水曜どうでしょう】サイコロ1編・見所・名言・まとめ

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放送終了しているのにもかかわらず、今なお人気である【水曜どうでしょう】シリーズからの紹介です。

数ある【水曜どうでしょう】のシリーズ作品の中から、記念すべき1回目の放送である『サイコロ1』を紹介したいと思います。

 

 

今回の企画

1996年の秋、深夜放送枠で登場した【水曜どうでしょう】の第1回目の放送。

『東京でアン・ルイスのインタビューを収録しませんか?』と、レコード会社からお誘いがあったため東京に行くことになります。

『せっかく東京まで行くんだから、何かついでに企画をやりましょう』ということで、番組の出演者兼ブレーンである鈴井貴之が考えだしたのが、伝説の企画『サイコロの旅』。

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『サイコロの旅』とは、その名の通り、サイコロの出目によって乗り物と行き先が決まり、ゴールの北海道・札幌を目指すという企画。

リアルすごろくといった感じ。

今後何度も行われる企画である『サイコロの旅』の、今回はその記念すべき第1回目となっています。

 

見所

1996年9月12日、東京・六本木プリンスホテルからシーンは始まります。

家庭用のホームビデオで撮影されたこの映像にワクワクが止まりません。

初回からやはり見所満載となっています。

 

鈴井貴之と現役の大学生・大泉洋

まだ若い鈴井さんと大泉さんが初登場。

初々しいというか、慣れていないというか、まだうまく噛み合わない2人ですが、それはそれで面白い。

特に大泉さんはかなり若く、どちらかというと素人さんのよう。

しかし、すでに天才ぶりは発揮しています。

また、モジャモジャじゃない大泉さんのいかにもただの大学生っぽい髪型にも注目です。

 

初回から騙される大泉さん

企画をこれから考えるときいていた大泉さんでしたが、実は企画はすでに用意済み。

サイコロの目と長距離バスの名前が書いてあるフリップを持つ鈴井さんに、困惑する大泉さん。

もはや恒例となっている大泉さん騙しは、初回からすでに健在。

大泉さんの騙されっぷりは必見です。

 

第1投・深夜バス『オレンジライナー』で松山へ

今では懐かしい、明治のサイコロキャラメルを振り、行き先を決めます。(現在は全国販売はされておらず、北海道限定。ネット販売などでは買うこともできる。)

東京・六本木プリンスホテルからの第1投の出目は3。

深夜バスでオレンジライナー・松山行きが確定。

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松山は、オレンジライナーという名前からも想像できるように愛媛県。

いきなり札幌とは逆方向、東京から西の愛媛県松山に行くことになってしまいました。

その距離なんと東京から約900キロ。

深夜バスでの所要時間は12時間30分と、のっけからかなりの長期戦。

深夜バスから降りた直後の表情やテンションの低さは必見です。

 

第2投・特急『宇和海3号』と『九四フェリー』で臼杵へ

愛媛県松山での第2投目の出目は6。

できれば避けたかった6。

行き先は大分県にある謎のまち臼杵。

松山から特急列車・宇和海3号に乗り八幡浜へ向かいます。

さらにそこからフェリーに乗り換えて、石仏と海の見える城下町、大分県臼杵へ。

フェリーでは嬉野さんが初登場。

しかも船酔いでダウン中。

嬉野さんの初登場は見逃せません。

 

第3投・特急『にちりん36号』で小倉へ

大分県臼杵での第3投目の出目は5。

5の目的地は残念ながら福岡県小倉。

大泉さんが急いでサイコロを蹴り飛ばして、出目を変えようとしますが、判定はくつがえりません

それどころか、鈴井さんにサイコロを蹴ったことを怒られてしまいます。

 

第4投・新幹線『ひかり64号』で大阪へ

福岡県小倉での第4投の出目は5。

九州では、ごはんを食べただけで、すぐさま新幹線で大阪に向かうことになります。

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鈴井さんはラジオの仕事のため、大泉さんは親戚の人が来るため、藤村さんは子供の運動会があるため、一刻も早く札幌に帰りたいところですがなかなか帰れません。

さらにはディレクター陣が、フェリーでは船酔い、新幹線では鼻血を出し、完全にやられてしまいます。

サイコロの旅の過酷さがよくわかるシーンです。

ちなみに大泉さんは今回初めて新幹線に乗ったらしい。

 

第5投目・寝台急行『きたぐに』で新潟へ

新大阪駅での第5投目の出目は2。

すでに午後10時を過ぎ、大阪で一泊したいところですが、残念ながら寝台急行で新潟へ向かいます。

しかし、ここで緊急事態が発生。

電車が混んでいるために寝台券が3枚しか買えず、1人は自由席に行くことに。

つまり1人は、横になることが出来ず、朝の8時まで普通のイスに座り続けなくてはなりません。

一番体力のある人間、若者である大泉さんが自由席に座ることになってしまいます。

そして、この場面で大泉さんが痔持ちであることを初めて激白。

長い時間は座ってられないと訴えますが、結局は大泉さんが自由席に座ることになります。

次の日の大泉さんのテンションの低さは必見です。

 

第6投目・ついに北海道へ

早朝の新潟での第6投目の出目は6。

ついに北海道に帰れることとなります。

しかし、残念ながら札幌ではなく小樽。

しかも18時間もかけてフェリーで帰らなくてはなりません。

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不愉快、と文句を言う大泉さんの表情はなんともいえません。

翌朝4時10分に小樽に着きますが、そこからさらに始発列車を待って念願の札幌に帰り着きます。

 

名言

【水曜どうでしょう】の第1回目の放送。

しかし、すでに名言の嵐。

本当に見逃せません。

 

聞いてないなぁ

企画はこれから考えると聞かされていましたが、実は企画は用意済み。

その用意された企画が、サイコロの目によって旅をするという企画を聞いてひとこと。

『聞いてないなぁ』

大泉さんが初回にしていきなり騙されてしまった時の名言です。

 

ホテルは取ってません

品川プリンスホテルでみんなで企画を考えると思っていた大泉さん。

そんな大泉さんに鈴井さんのひとこと。

『ホテルは取ってません』

騙された大泉さんにとどめを刺した鈴井さんの名言です。

 

弱音吐いちゃおかな

東京から愛媛県松山まで向かうオレンジライナーに乗車した鈴井さんでしたが、乗車後わずか30分で、すでにやられている様子。

『弱音吐いちゃおかな』

鈴井さんのあまりに根性のない名言です。

 

帰してくれんかぁ

東京から12時間30分。

やっとの思いで愛媛県松山市にある道後温泉に到着するも、あいにくの雨。

バスの中で汗もかいたということで(深夜バスの車内は湿度が異常に高い)、とりあえずお風呂に入ることになりますが、その時に大泉さんは足を滑らせて転んでしまいます。

『帰してくれんかぁ』

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わけもわからず松山まできて転んでしまった大泉さんの、札幌に帰りたいという気持ちが前面に出た名言です。

 

なにしてんだよォ

愛媛県松山での第2投目で鈴井さんが引き当てたのは、大分県にある謎のまち臼杵。

一刻も早く札幌に帰りたい大泉さんは鈴井さんにひとこと。

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『なにしてんだよォ』

事務所の社長である鈴井さんに、文句を言う大泉さんの名言です。

 

意味のない大分の旅行

大分県臼杵に向かうためにフェリーに乗るどうでしょう軍団。

しかし、さっそくカメラ担当の嬉野さんが船酔いでダウン。

カメラが回ってないと困る、と大泉さんが嬉野さんに説教したときのひとことがこちら。

『意味のない大分の旅行』

カメラが回ってないならただの旅行になってしまうだろう、という大泉さんの名言です。

 

風呂入っただけだぞ四国でオイ

愛媛県松山で温泉に入り、すぐさま次の目的地の大分県臼杵へフェリーで向かいます。

そのフェリーでの大泉さんのひとことがこちら。

『風呂入っただけだぞ四国でオイ』

せっかく四国に来たのに観光するわけでもなく、美味しいごはんを食べるわけでもない。

ただ風呂に入って次の目的地へ向かいます。

サイコロの旅ならではの名言です。

 

九州もっと見たかったぁ

福岡県小倉で食事をとり、すぐに第4投の目的地・大阪へ。

新幹線に乗ると、あっという間に関門トンネルを抜けて、再び本州に戻ってきてしまいます。

その時の大泉さんのひとこと。

『九州もっと見たかったぁ』

四国ではお風呂に入っただけ。

九州ではごはんを食べただけ。

大泉さんの本音が出てしまった名言です。

 

オレヤダよ自由席

新大阪駅での第5投目の結果、寝台急行で新潟に向かうことになります。

しかし、4人いるのに寝台券が3枚しか手に入らず、1人は自由席に座ることになってしまいます。

一番体力がある若者、つまり大泉さんが自由席に座ることに。

『オレヤダよ自由席』

痔であることを暴露するほどに嫌がる大泉さんの名言です。

 

不愉快

寝台急行の自由席で座って一夜を過ごした大泉さんと、バッチリ横になって寝た鈴井さん。

当然、大泉さんはまともに寝ることができずにテンションが低いです。

しかし、しっかりと睡眠をとった鈴井さんは元気いっぱいです。

そこで大泉さんが言ったひとことがこちら。

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『不愉快』

一晩中、自由席に座らされた大泉さんのシンプルな怒りの名言です。

 

まとめ

まだ初々しい鈴井さんと大泉さんでしたが、最初から【水曜どうでしょう】のスタイルというのは確立されていましたね。

1996年当時では絶対ありえないであろう、ディレクターの藤村さんの声もバンバン入ってきますし、家庭用のホームビデオでの撮影も逆にいい感じ。

今回のこの企画から、永きに渡って続く、出演者2人とディレクター2人の、男4人の果てしない旅のスタートでもあります。

そして【水曜どうでしょう】の最初の旅にふさわしい企画だったと思います。

是非チェックしてみてください。