【水曜どうでしょう】マレーシアジャングル探検編・見所・名言・まとめ
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放送終了しているのにもかかわらず、今なお人気である【水曜どうでしょう】シリーズからの紹介です。
数ある【水曜どうでしょう】のシリーズ作品の中から、今回は海外進出企画第4弾となる『マレーシアジャングル探検』というシリーズを紹介したいと思います。
今回の企画
今回の企画は、【水曜どうでしょう】が初めて、命の危険を感じることとなる過酷な旅になります。
普通の旅番組では、命の危険なんて感じる訳がありませんが、そこはやっぱり天下の【水曜どうでしょう】。
一般的な旅番組ではありません。
向かうのは、ほぼ赤道直下のマレーシア。
その奥地にあるタマンヌガラ国立公園が今回の旅の目的地となります。
そこはアジアで唯一の熱帯雨林、つまりジャングル。
もちろん、どうでしょう軍団が体験したことのない密林地帯となります。
熱帯雨林は全陸地のたった7%(1998年当時)しかないが、そこに全動植物の半数近い種類が生息しています。
そして、そこに住む動植物を映像に収めようというのが今回の目的。
しかし、そこに住む猛毒生物、肉食獣、巨大爬虫類がどうでしょう軍団を襲います。
命の躍動を感じるとともに、身の危険も感じることとなります。
そんな危険地帯で4泊5日のシャングル探検をするという今回の企画は、わくわくどきどきが止まらない海外作品となっています。
見所
第5夜にわたって放送された『マレーシアジャングル探検』シリーズ。
1998年3月4日、午前5時30分。
早朝の札幌、HTBタレント控室から番組はスタートします。
もはや恒例となっていますが、今回も大泉さんは行き先を知りません。
壁に貼られたのは大きな世界地図。
どこに行くかもわからず荷物を用意した大泉さんは『文明のあるところにしろよ』と叫びます。
そしてついに行き先がマレーシアということが発表されます。
そんな、わくわくが止まらない場面から始まる今回の企画は、もちろん見所満載です。
そして今回は、中でも面白いと思うところを紹介したいと思います。
驚くどうでしょう軍団
マレーシア・クアラルンプールにつくと、現地ガイドの楊さんがタマンヌガラの情報ついて教えてくれます。
『2週間前ひとりガイドさんが死んじゃったよ』と楊さん。
あまりの最近の出来事に、驚きを隠せないどうでしょう軍団。
これから向かう先に何が待ち受けているのか、果たして楽しめる企画になるのか、先が気になります。
風邪をひく大泉さん
旅に出発したのは3月。
北海道はまだ雪が降って寒いです。
そこから急に赤道直下のマレーシアに連れてこられてしまった大泉さんは、案の定、風邪をひいてしまいます。
【水曜どうでしょう】内では、具合の悪い場面が多く放送されることの多い大泉さんですが、今回もばっちり具合が悪いようです。
それだけ、【水曜どうでしょう】のロケは強行軍なのでしょうか。
それとも単純に大泉さんの身体がデリケートなだけなのでしょうか。
とにかく、大泉さんの具合が悪いという場面は、もはや【水曜どうでしょう】の見せ場のひとつとなっています。
具合が悪いため赤道直下の場所でさえ、フリースを着ている大泉さんは、少しかわいそうに見えますね。
いよいよ詳しい企画内容へ
タマンヌガラ国立公園に行くというのは聞かされていますが、それ以外のことはほとんど何も知らない大泉さん。
そしてボートでワニのいる川を3時間ものぼると聞かされる大泉さんは、文句を言い始めます。
さらに最終目的地が、ホテルではなく『ブンブン』と呼ばれる動物観察小屋であることを聞かされます。
しかもその『ブンブン』に行くためにはジャングルの中を6時間も歩かなくてはなりません。
道中には、マレーグマ、マレートラ、毒ヘビ、毒サソリ、毒グモ、ゾウなどの危険生物と遭遇してしまう危険もあります。
大泉さんだけでなくミスターも行きたくなさそうな感じになってきます。
この先どんな事件が起こるのか、楽しみな企画発表となっています。
ボロボロの船で川をのぼる
あまりにお粗末なオンボロな船が登場し、驚くどうでしょう軍団。
エンジンもかからず、焦る一同。
何とか出発しますが、あまりのボロさに、船の屋根がスピードに耐えられずにめくれてしまいます。
そなえつけのライフジャケットもダメダメ。
こんな船でワニのいる川をのぼるのかと、大泉さんは文句を言い始めます。
ワニこそ出ませんでしたが、水牛、サル、カワセミ、オオトカゲといった野生動物が姿を現します。
また、すぐに寝ようとする大泉さんと、それを注意する藤村さんとのやりとりも見所となっています。
ナイトジャングルウォーク
朝8時にクアラルンプールを出発し、約10時間をかけてタマンヌガラ国立公園に到着したどうでしょう軍団でしたが、いきつく暇もなく探検に向かいます。
ジャングルツアー第1弾、その名もナイトジャングルウォーク。
このナイトジャングルウォークは、懐中電灯一本を頼りにジャングルの中を徘徊するというもの。
風邪をひき、まだ具合の悪い大泉さんは、行きたくないと駄々をこねますが、もちろん行くことになります。
懐中電灯の光のみで、ジャングルに入っていくどうでしょう軍団に何が待ち受けているのか、期待が高まります。
大泉さんのものまね
もはや恒例となった大泉洋さんのものまね。
毎回かなりのハイクオリティで登場しますが、今回の『マレーシアジャングル探検編』でも、ものまねを披露します。
今回は、【水曜どうでしょう】ではお馴染みの、柳生博さんと久米明さんのものまねが登場します。
何度見ても飽きない、素晴らしいクオリティです。
いよいよブンブン・ブラウに
気温40℃を超える中、ワニの住む川を渡り、急な山を登り、ついにメイン企画である動物観察小屋『ブンブン・ブラウ』に到着します。
やっとの思いで到着したブンブンですが、中は荒れ果てています。
それもそのはず、この小屋の宿泊料金は一泊なんと約150円。
残念ながら、この荒れ果てた小屋で夜通し動物を観察することになります。
暑い中、裸で動物を観察する姿はまるで拷問。
しかも夜には猛獣が襲来!?
緊迫のブンブン・ブラウは見逃せません。
グア・テリンガ洞窟探検へ
ブンブンでの一夜を終え、いよいよ最後の探検へ向かいます。
そこはグア・テリンガという洞窟。
コウモリが飛び交う洞窟をどうでしょう軍団が進んでいきます。
中にはガイドさんもビビる危険なヘビも住み着いています。
洞窟探検では、お互いに罵り合うという、どうでしょう軍団の醜態がさらされてしまいます。
名言
今回の企画『マレーシアジャングル探検』でも、様々な名言が飛び出します。
中には、ディレクター・嬉野さんの伝説ともいえる名言もあります。
今なお語り継がれる名言を是非。
文明があるところにしろよ
番組冒頭のシーンにて大泉さんの一言。
今回も行き先を知らない大泉さんは、目的地を発表される場面にて言いました。
『文明があるところにしろよ』
しかし、大泉さんの思いむなしく、今回の旅の目的地は文明のないジャングルの中です。
なすすべなく連れて行かれる大泉さんは、とても面白いです。
熱いものを感じますから
風邪をひき、お腹を下す大泉さん。
すかしっぺに失敗した経験のある大泉さんの一言。
『熱いものを感じますから』
失敗すると、お尻に熱いものを感じるらしい。
熱いものとは一体何なのか。
あまり想像したくない名言となっています。
大泉さんの言う通りだ
タマンヌガラ国立公園について、休む暇もなく探検に行くことになります。
しかし、探検なんかに行きたくない大泉さんは、文句を言い続けます。
それを横で聞いていたミスターは突然、声を大にして言い放ちます。
『大泉さんの言う通りだ』
出演者でもあるが、企画立案も行うミスターは普段あまり文句をいいませんが、今回は大泉さんに同調し、本音を言ってしまいます。
アウトドアが大嫌いなミスターは、こんなところには来たくなかったと騒ぎます。
普段文句の言わないミスターが大泉さんの味方となった名言となっています。
サイコロ振りてぇー
動物観察小屋でのミスターの発言。
暑い中、裸でベッドに横になるも、ベッドが硬く寝られないミスター。
他にやることもなく、夜通し小屋の中で動物を観察するという拷問状態に耐えられなくなったミスターは叫びます。
『サイコロ振りてぇー』
普段、苦痛でいっぱいのはずのサイコロの旅でさえ、天国の思えるようです。
今回の企画がどれだけツライものなのかが、よくわかる名言になっています。
シカでした。
ディレクターの嬉野さんの最大の名言といえばコレ。
『シカでした。』
動物観察小屋にトラが出現したと騒ぐどうでしょう軍団。
しかし、よーく見てみると、猛獣のトラではなくシカだということが判明。
その安堵感からか、嬉野さんがなんとも情けない声でいった、大人気の名言です。
デブでヒゲはえてたらダメなのかよ
グア・テリンガ洞窟探検中、とても狭い穴を通ることになります。
しかし、体の大きな藤村さんは、この穴を通れそうにありません。
そこで、藤村さんが自虐的に言った名言がこれです。
『デブでヒゲはえてたらダメなのかよ』
のちに、デブの穴と呼ばれるスポットになります。
まとめ
初めてのジャングル探検でマレーシアを訪れるという企画でしたが、サイコロの旅が天国にも思えるような、危険・過酷な旅となってしまいました。
数々の見所、そして名言が飛び出した素晴らしい作品となりました。
そんな最高の作品だからこそ、のちに、『ジャングル・リベンジ』という企画で、再びマレーシアを訪れることになるのでしょう。
【水曜どうでしょう】の面白いところが凝縮された作品になっていますので、是非チェックしてみてください。