【土用丑の日】うなぎの日!お魚屋さんで美味しいうなぎを買おう!
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ということで今回はこんなタイトルです。
2019年7月27日は土用丑の日です。
日本では、この日はうなぎを食べるという習慣がありますよね。
暑い夏といえばうなぎ。
でもちょっとお高いうなぎ。
せっかくですから美味しいうなぎを食べたいものです。
そこで今回は、お魚屋さんの店長の僕が、うなぎについて紹介したいと思います。
- そもそもなんで丑の日にうなぎを食べるの?
- 夏バテ防止に効果があり?うなぎの栄養について
- 実はうなぎには種類がある
- 国産と中国産について
- 国産を買うなら鹿児島県産・宮崎県産がオススメ
- 美味しい食べ方
- まとめ
そもそもなんで丑の日にうなぎを食べるの?
日本では昔から、土用丑の日にはうなぎを食べるという風習がありますよね。
この風習はいつからあるのでしょうか?
諸説ありますが、江戸時代に平賀源内さんが広めたとされています。
夏場にうなぎ屋さんの売上が下がってしまい、平賀源内さんがうなぎを売るためにキャッチコピーを考えて宣伝したのが始まりのようです。
うなぎ以外にも、土用丑の日には名前に『う』のつく食べ物を食べるといいとされています。
牛・馬・うどん・うり・梅とかですかね。
いやいや、でもやっぱり土用丑の日といえばうなぎですよね。
夏バテ防止に効果があり?うなぎの栄養について
夏バテ防止に効果があるとされているうなぎですが、実際にうなぎの栄養価は高いのでしょうか?
結論から言うと、うなぎは本当に栄養価が高いです。
ビタミン・ミネラル・DHA・EPAなどといった栄養がたくさん。
疲労回復に効果があります。
カルシウムも豊富なので丈夫な骨も維持できます。
さらに嬉しいのが、実はうなぎは美容にも良いということ。
若さを保つ栄養がたっぷり入っています。
ただし、高カロリーなため、ダイエットには向いていません。
昔から、うなぎは夏バテ防止に効果があると言われていますが、実際にうなぎはその効果がありそうです。
ただ、現在ではうなぎ以外にも栄養価の高い食べ物が世の中にたくさんあるので、食べ物が少なかった昔よりも夏バテ防止の効果は実感できないそう。
うーん。
でもせっかくだから、うなぎを食べて暑い夏を乗り切りたいですね。
実はうなぎには種類がある
一口にうなぎと言っても種類があるって知っていましたか?
ニホンウナギ(ジャポニカ種)が日本人にはお馴染みかもしれませんが、日本に流通するうなぎのほとんどはニホンウナギではありません。
ビカーラウナギやヨーロッパウナギやアメリカウナギといった、日本から遠く離れた場所に生息するうなぎを養殖して、日本に持ち込んでいます。
では、実際に味の違いはどうでしょうか。
ニホンウナギじゃなくても、うなぎはうなぎです。
美味しければ問題ありません。
ということで、魚屋さんの僕が食べ比べてみました。
結論からいうと、全部美味しい!
でもやっぱりニホンウナギ(ジャポニカ種)は別格。
身の柔らかさ、ふっくらさ、そして身だけでなく皮まで柔らかい。
値段から言ってもニホンウナギは、他の種類よりもちょっとお高い。
どの種類のうなぎも全部美味しいけど、食べ比べてしまうと、ニホンウナギが一番美味しいかなといった感じ。
ニホンウナギ以外のうなぎも美味しいですよ?
でもせっかくだから、こだわってうなぎを食べたいという方は是非ニホンウナギを!
国産と中国産について
国産のうなぎってかなり高いですよね。
同じサイズの国産と中国産のうなぎのお値段の差は、大体2倍から3倍くらいはあります。
やっぱりできれば国産を食べたいと思うのが普通かもしれません。
ですが、スーパーで国産うなぎを1尾買うのに2000円や3000円もすると、手が出ないというのがほとんど。
当たり前です。
国産うなぎは高すぎるのです。
だからといって中国産はちょっと信用できない感じ。
確かにひと昔前は、中国産のうなぎは評判が良くありませんでしたが、今は全然違います。
昔と違って皮が固いとかもありませんし、しっかりと検査をしていますので、有害なものも入っていません。
なによりも、実は中国人もうなぎが大好きなんです。
中国は日本よりも、うなぎをたくさん食べています。
養殖の技術が進歩したので、美味しいです。
検査もしっかりやっています。
安心して中国産のうなぎを食べることができるようになっています。
国産を買うなら鹿児島県産・宮崎県産がオススメ
うなぎといえば、なんとなく静岡県の浜松というイメージがあると思います。
実は、静岡県の浜松はうなぎ養殖の発祥の地なんです。
さらには『夜のお菓子』というキャッチフレーズでも有名な『うなぎパイ』も有名ですよね。
これらのことから、うなぎといえば静岡というイメージにつながっていると思います。
ですが、魚屋さんの店長の僕がオススメしたいのは鹿児島県産・宮崎県産の九州産うなぎです。
実は九州の鹿児島県はうなぎの養殖日本一。
次いで、愛知県、宮崎県、静岡県と続いています。
なかでもなぜ鹿児島県産・宮崎県産がオススメなのかというと、九州はうなぎの養殖に適した環境だからです。
温暖な気候とシラス大地から湧き出る綺麗な地下水が、うなぎの養殖には最高なんです。
だから日本一。
だから美味しい。
他よりもさらにちょっとお高いけど、国産うなぎは鹿児島県産・宮崎県産がオススメです。
美味しい食べ方
せっかくのうなぎも、そのままレンジで温めてしまうと、やり過ぎて固くなってしまうことがあります。
これではちょっと残念。
できれば美味しく食べたいですよね。
柔らかくふっくら温めるには、ほんの少しお酒を振ってから温めるといいです。
他にも、うなぎに最初から付いているタレを少し洗い落とすのもいいです。
タレが焦げ付き、固くなるからです。
その他、蒸したり、オーブントースターで焼いたりと様々な方法があります。
どの方法も気をつけなければいけないポイントはただひとつ。
うなぎの中の水分を飛ばさないこと。
養殖のうなぎは基本的に、脂がのってジューシーで柔らかいです。
もし、食べた時にパサパサになっていたら、温める方を失敗した可能性が非常に高いです。
これに注意すれば、家でも美味しいふっくらうなぎを食べることができます。
まとめ
ということで、今回はうなぎを紹介してみました。
年々高くなるうなぎですが、土用丑の日はやっぱりうなぎを食べたいですね。
2019年の今年は梅雨が長くて、全国的にうなぎが全然売れてないみたい。
市場でのうなぎの取引価格も、物によっては去年に比べて少し下がったかな?といった印象。
とはいえまだまだ高いですが。
高くても、もちろん僕は魚屋さんの店長ですから、うなぎを食べますよ。
以上、おしんこでした٩( ᐛ )و