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【水曜どうでしょう】ヨーロッパ21ヵ国完全制覇編・見所・名言・まとめ

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放送終了しているのにもかかわらず、今なお人気である【水曜どうでしょう】シリーズからの紹介です。

数ある【水曜どうでしょう】のシリーズ作品の中から、レンタカーで欧州大陸を駆け回る『ヨーロッパ21ヵ国完全制覇』という企画を紹介したいと思います。

 

 

今回の企画

1997年8月22日、午前6時。

HTB正面玄関から始まった今回の企画。

そこに用意されたのは巨大なヨーロッパの地図。

というのも、当時、ビザのいらないヨーロッパ諸国は21ヵ国存在しており、今回はそれを回ろうというのが目的。

期間は10日間、乗り物はレンタカー。

つまり今回は、見知らぬ土地を車で走り回り、21ヵ国を完全走破するという過酷極まる『ヨーロッパ21ヵ国完全制覇』という企画。

巨額の予算を前借りし、ローカル番組の限界に挑んだ作品となっています。

 

 

見所

第10夜にわたって放送された今回の企画は本当に見所満載。

一瞬たりとも見逃せません。

 

さすがに行き先だけは知っている大泉さん

いつもは行き先を知らない大泉さんですが、今回ばかりは行き先が遠いヨーロッパのため知らされています。

しかし、やっぱり企画内容までは知らされていない様子。

企画内容を聞かされて驚くシーンはお馴染みですが、何度見ても面白いです。

 

パリ凱旋門

パリ凱旋門から本格的にロケスタート。

テンションの上がりまくったミスターはダジャレまで披露。

盛り上がるどうでしょう軍団は楽しそうです。

 

プーさんの故郷・ハートフィールド

イギリスでは、プーさんの故郷・ハートフィールドを訪れます。

ミスターと藤村さんはプーさんに詳しいですが、大泉さんはプーさんは詳しくない様子。

(大泉さんはプーさんは黄色ということしか知らない。)

プーさんの風船を持ちながらモノマネをするミスターは見逃せません。

 

イギリス人の心の故郷・コッツウォルズ地方

拠点のホテルから約150キロ先のコッツウォルズ地方に向けて出発。

コッツウォルズ地方はイギリス人の心の故郷とも言われるほどの、素晴らしい景色。

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しかし、途中で事故渋滞にハマってしまったため、現地に着いたのは午後9時30分。

完全に日は沈んでしまい、辺りは真っ暗闇。

せっかくの素晴らしい景色も全く見れない状態。

【水曜どうでしょう】らしい一幕となっています。

 

中世の街・ブルージュ

2日目は国数を稼ぐためベルギー→オランダ→ルクセンブルクの順番で回ることになり、まずはベルギーのブルージュを目指します。

ブルージュは、13〜14世紀まで西ヨーロッパNO.1の貿易港として栄えていた街並みが今も残る、まさに中世の街。

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しかし、どうでしょう軍団は道を間違えてしまい逆方向へ。

(目的地であるベルギーのBruggeと、逆方向のフランスにあるBoulogneを見間違えたため。)

出発早々に大きなタイムロスとなってしまいます。

やっとの思いでブルージュに到着するも、今度はミスターの甘いもの地獄。

本場・ベルギーのチョコレートや、ベルギー名物のマジパンと呼ばれる粉末アーモンドと砂糖の割合が1:1という甘過ぎるスイーツにミスターは涙を流してしまいます。

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ミスターの生き地獄は必見です。

 

ドイツ国境の街・アーヘン

散々迷子になったどうでしょう軍団が2日目に泊まったのはドイツ国境の街・アーヘン。

大泉さんが片言の英語でとったホテルの部屋はなんとベッドが一つしかないダブルルーム。

ホモの4人組だと思われてしまってはいけないということで、ツインルームに変更。

無事に部屋もとれて一安心していると今度は別の問題が発生です。

なんとミスター・鈴井貴之が『21ヵ国回れなかったら番組やめる』と発言。

なんとしても21ヵ国を回りたいミスターによる、1日でルクセンブルク→オーストリア→リヒテンシュタイン→スイス→イタリアを巡る恐怖の合宿計画のスタートとなったシーンは見逃せません。

 

大聖堂の街・ケルン

ミスターの過酷な合宿計画のスタートとなる3日目ですが、いきなり寝坊で1時間の遅刻。

大泉さんのトイレでさらに10分の遅れをとってしまいます。

車の中では、大泉さんがケルン大聖堂の魅力をミスターに語って誘惑します。

ケルン大聖堂は1248年に着工し、1880年に完成したゴシック建築のカトリック寺院で有名で、157メートルもある巨大建造物です。

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誘惑に負けたミスターはケルンを観光。

すでに出遅れた合宿計画が、この後どうなるのか見逃せません。

 

城塞都市・ルクセンブルク

先を急ぐどうでしょう軍団は、ドイツからルクセンブルクに向かいます。

車内では、ルクセンブルクの情報を大泉さんが面白く教えてくれます。

そして、ルクセンブルクでは昼食をとります。

ヨーロッパの優雅な昼食に大満足ですが、先を急ぐどうでしょう軍団にとっては痛恨の食事時間がなんと2時間。

さらに時間的に追い詰められてしまいます。

 

古城街道・ハイデルベルク

ミスターの合宿計画に嫌気がさした大泉さんとディレクター陣は、ミスターを眠らせた隙に、イタリアへの道を外れて古城街道・ハイデルベルクに向かいます。

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古城街道は、その名の通り古城がたくさんある風光明媚な街道となっています。

しかし、寝ている間に別の道に進んでいたことにミスターは激怒。

怒りながらもしっかりと観光するミスターは子どものようです。

 

隕石の街・ネルトリンゲン

4日目。

合宿計画を諦めたどうでしょう軍団は、1500万年前に隕石の落下によってできたクレーターにある街・ネルトリンゲンに向かいます。

ドイツにあるネルトリンゲンという街は、アポロ14号と17号の宇宙飛行士もトレーニングに訪れるという珍しい地域で、クレーターの跡がくっきりわかることで有名な街です。

街の見張り台を観光し、昼食も食べて満喫しますが、時間的にさらに追い詰められてきました。

 

小国・リヒテンシュタイン

ドイツに3泊するわけにはいかないということで4日目はオーストリアを抜けて、リヒテンシュタインに泊まることになります。

小国であるリヒテンシュタインの首都はファドゥーツ。

首都の人口は5000人、総人口でも27000人という人数。

国会議員に至ってはわずか15人という、まさに小国。

(1997年当時。)

リヒテンシュタインのホテルでは、チーフのフリッツさんがどうでしょう軍団をおもてなし。

夕食には、謎の強いお酒を振舞ってくれます。

(大泉さんは泥酔。)

さらに、翌朝にはイギリスで買ったプーさんの風船を膨らませるためにおもちゃ屋さんに連れて行ってくれます。

小国ながら、魅力たっぷりなリヒテンシュタインは必見です。

 

ハイジの舞台・マインエンフェルト

リヒテンシュタインからスイスに入国し、すぐの街・マインエンフェルトに向かいます。

マインエンフェルトはアルプスの少女ハイジの舞台ともなった街としても有名です。

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山道を1時間登った先にあるハイジの家では、ハイジに扮したミスターが登場。

牛のフンを踏みながら全力疾走でかけてくるミスターは見逃せません。

 

標高2431メートル・フルカ峠

スイスにある4000メートル級の山々を見るためにフルカ峠を進みます。

かなりの高所にある道ですが、ガードレールは一切なしの危険な道。

そして、フルカ峠にはローヌ氷河と呼ばれるスポットがあります。

そこは氷河の中に入れる観光スポットです。

綺麗なブルーの氷河は感動ものです。

 

人気リゾート地・サースフェー

スイスの危険な道でスピードが出せなかっためにあまり進めず、スイスで一泊することに。

そこで一泊することとなったのが、人気リゾート地・サースフェーです。

4000メートル級の山々が間近にそびえるサースフェーは、環境保護のために移動は電気自動車だけに限られているという美しい村です。

ホテルからの景色は最高のはずですが、残念ながら雲で何一つ見れない状態。

ここでもロケ運のなさが発揮されてしまいます。

 

高級リゾート地・モナコ

国数を稼ぐために、すぐにイタリアを抜けてモナコ公国に向かいます。

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F1で有名なモナコの国土は1.95平方キロメートル。(皇居の2倍程度らしい。)

人口は3000人とのこと。

あまりの国土の小ささに滞在時間はわずか12分。

しかし、綺麗な景色と街並みは見て損はしません。

 

セザンヌゆかりの街・エクス アン プロヴァンス

セザンヌゆかりの街として有名なエクス・アン・プロヴァンスに到着。

午後9時30分、時間も遅いということでホテルを探しますが、どのホテルも全て満室。

結局、エクス・アン・プロヴァンスには泊まらず、徹夜でスペイン国境に近づくことになります。

ハチマキを巻いて運転をするミスターは必見です。

 

買い物天国・アンドラ公国

スペインをすぐに抜けて、アンドラ公国を目指します。

当時のアンドラ公国は、ガソリン以外は無税という買い物天国。

家電やブランド品が安く買えるということで、フランスやスペインから買い物客が押し寄せるとのこと。

しかし、ミスターはアンドラ公国を酷評。

(ご飯は美味しくなく、寒い。さらに、思ったよりも安くなかったため。)

滞在時間も短く、すぐにフランスのパリに向かうことになります。

 

名言

第10夜にわたって放送された今回の企画は名言がたくさんとなっています。

 

でかいねぇヨーロッパやっぱり

北海道の大きさとヨーロッパの大きさを見比べて大泉さんがひとこと。

『でかいねぇヨーロッパやっぱり』

ヨーロッパのあまりの大きさに、思わず叫んでしまった大泉さんの名言です。

 

おまえ朝からうるさいよ

ヨーロッパにテンションが上がり、喋りまくる大泉さんにミスターがひとこと。

『おまえ朝からうるさいよ』

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ミスターと大泉さんのテンションの差が浮き彫りになった瞬間のミスターの名言です。

 

みんなでUKにゆけぇ

心の故郷・イギリスに行けるということで、テンションの上がったミスターがひとこと。

『みんなでUKにゆけぇ』

パリ凱旋門でいきなりダジャレをかましてきたミスターの名言です。

 

僕は強い人間だ

ひとり昼食を食べていないミスターがひとこと。

『僕は強い人間だ』

目的地・コッツウォルズ地方に向けてメシ抜きでも頑張るミスターの名言です。

 

ミスター ちょっと 大変です 大渋滞です

素晴らしい景色を見るためにコッツウォルズ地方に向かう途中で藤村さんがひとこと。

『ミスター ちょっと 大変です 大渋滞です』

日没まで時間がないため、焦りまくる藤村さんの名言です。

 

裏目裏目のどうでしょう

コッツウォルズ地方に到着するも、日没までに間に合わなかったため景色は見れず。

また、ホテルに戻るにも200キロ先。

そこでの大泉さんのひとこと。

『裏目裏目のどうでしょう』

さらには、夕食のタイミングまで逃した大泉さんの名言です。

 

えらい押しようですよぉ

ベルギーのブルージュに行くつもりが、逆方向のフランスのブローニュに行ってしまい、大幅に遅れてしまいます。

そこでの大泉さんのひとことがこちら。

『えらい押しようですよぉ』

ただ座っているだけの大泉さんの、まるで人ごとのような名言です。

 

ダメディレクターの作った計画はボロボロなんだ

時間がないため、オランダでの観光を諦めて、すぐにドイツへ入国。

そこでの大泉さんのひとこと。

『ダメディレクターの作った計画はボロボロなんだ』

道に迷い続けたどうでしょう軍団をしめくくる大泉さんの名言です。

 

ダメディレクターと旅したくねぇなぁ

朝から何度も逆方向に向かってしまう藤村さんに、大泉さんがひとこと。

『ダメディレクターと旅したくねぇなぁ』

迷子になり続ける藤村さんに、嫌気がさした大泉さんの名言です。

 

無謀無謀この企画

朝から迷子になり続けた2日目に、涙を流して大泉さんがひとこと。

『無謀無謀この企画』

 

2日目にして早くも諦め気味の大泉さんの名言です。

 

こりゃあスイスを相手取るよう

アルプスの少女ハイジの家に行くために山道を登る大泉さん。

そんな大泉さんが、やまびことして叫んだのがこちら。

『こりゃあスイスを相手取るよう』

山奥にハイジの家を建てたスイスに怒っている大泉さんの名言です。

 

まとめ

ということで今回は、『ヨーロッパ21ヵ国完全制覇』という企画を紹介してみました。

結局、期間内には21ヵ国回れませんでしたね。

しかし、13ヵ国でもかなり過酷な旅に思えました。

回った国はフランス→イギリス→ベルギー→オランダ→ドイツ→ルクセンブルク→オーストリア→リヒテンシュタイン→スイス→イタリア→モナコ公国→スペイン→アンドラ公国となっています。

走行距離は5175キロ。

走行時間は73時間以上。

番組の最後は、もう二度と行きたくないというミスターの発言で終わり。

最後の最後まで見逃せない作品となっています。

是非チェックしてみてください。