【埼玉県の天然記念物】牛島の藤を見てきた
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今回はこんなタイトルです。
埼玉県といえば、名産も名所も特にないというイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
確かにそんなに自慢できるところが多くないかもしれませんが、埼玉県にだって魅力はたくさんあるんです。
例えば、東京からも近く、クレヨンしんちゃんでもお馴染みの春日部市には特別天然記念物だってあります。
そこで今回は埼玉県春日部市にある【特別天然記念物・牛島の藤】を夫婦で見に行ってきましたので紹介したいと思います。
場所
【特別天然記念物・牛島の藤】があるのは、埼玉県春日部市牛島786の藤花園というところです。
電車だと『藤の牛島』という駅から歩いて10分くらい。
近くのパチンコ屋さんの駐車場が藤花園の駐車場にもなっていますので、車で行くこともできます。
もちろん駐車料金は無料です。
しかしこの辺は、かなり道が狭いので土地勘がなく運転が苦手な方は大変かもしれません。
ちなみに僕の車はアメ車なので、デカすぎるため1回で曲がりきれない道もあり苦労しました。
藤花園の料金と時間
大人はひとり1000円、子供はひとり500円。
決して安くはない値段設定ですが、やっぱり天然記念物ですからね。
この金額は仕方ないですね。
開園時間は8:00~18:00となっています。
そして注意しないといけないのが、なんといっても開園期間です。
この開園期間が短いんです。
一年中いつでも行けるわけではなく、4月の下旬から約2週間しか開園していません。
つまり、藤の花が咲いている期間しか開園していないということです。
なので、藤花園に行く前に開園しているかどうかを必ずチェックする必要があります。
いざ藤花園へ
埼玉県の数少ない特別天然記念物を見るために、藤花園に向かいます。
まずは手書きの看板がお出迎えです。
この滲んだ感じの看板がなんとも言えない味を醸し出しています。
そして夫婦で2000円を払い、中に突入です。
中にはボランティアっぽい人が沢山いて親切にも歴史やら見所やらを教えてくれます。
ひと通りの説明を受けたら、散策開始です。
まずは、いきなりの巨木に遭遇です。
樹齢600年の楠の木です。
かなり大きく立派な木ですが、残念ながら今日はこの楠の木を見にきたわけではありません。
先を急ぎます。
すこし進むとなにやら看板があります。
簡単な説明と、触るのは禁止等の注意事項が書かれていました。
中国語と英語も書いてありました。
思ったよりもグローバル。
さらに進むとさっそくお目当ての藤の花が見えてきます。
とっても綺麗な藤の花を発見です。
実は、園内に入った瞬間から藤の花の香りがすごいしていました。
しかしこんなに大量の藤の花が咲いているなんて思いませんでした。
特別天然記念物ですから触るのはダメですが、藤の木の下には行くことができます。
木の下に入ってみると、かなり立派な藤の木だということがわかります。
この大量に咲いている藤の花が、一本の木から咲いているとはなんとも驚きです。
それもそのはず、特別天然記念物の牛島の藤は樹齢1200年ですからね。
日本最大級で、しかも新日本名木百選にまで選ばれています。
園内には他にも樹齢600年と樹齢800年の藤もありますが、樹齢1200年の藤はずば抜けて立派です。
この牛島の藤は、本当かどうかはわかりませんが、弘法大師・空海さんが植えたとされています。
でも実際にこの目で巨木をみてみると、それも本当なのかもしれないと思えてきました。
なんだか歴史のロマンを感じます。
そんなこんなで中を歩いているとすぐに一回りしてしまいました。
園内はそんなに広くなく、10分もあれば全部見て回れるくらいです。
藤以外にも樹齢500年の松の木もありました。
松の木で樹齢500年というのも結構珍しいみたいです。
しかし、やっぱり藤の花が咲き乱れている風景には全然勝てませんね。
中にはお土産屋さんやちょっとしたお食事処なんかもあって以外と楽しめました。
まとめ
ということで、今回は【特別天然記念物・牛島の藤】を見てまいりました。
東京出身の僕はこんな近くに特別天然記念物があるなんて驚きました。
以外と近くにあるんですね。
見られる期間が1年のうち、わずか約2週間の特別天然記念物というのもレアな感じがしていいです。
でもここまで来るのが面倒だという人は春日部駅の西口の通りもオススメですよ。
西口の通り沿いにもたくさんの藤の花が咲いています。
桜を見られなかった人は藤でお花見するのもいいかもしれませんね。
以上、春は桜だけじゃないと知った、おしんこでした٩( ᐛ )و